フィリピンのカジノ規制当局(PAGCOR: Philippine Amusement and Gaming Corporation)が新たなIR建設を認めたとの報道がありました。
PAGCOR gives $200M Clark casino the green light - CalvinAyre.com
この記事によると、$200 million(200億円超)の建設となる見込みで、場所はパンパンガ州クラーク経済特区内のミモザ(Mimosa)というところのようです。ミモザはゴルフ場で有名です。この計画は今回初めて明らかにされたわけではありませんが、正式な承認が下りたことが改めて確認された模様です。
Adding value to life with Filinvest Mimosa+ Leisure City - Let's Go Pampanga
記事によると、フィリピンの不動産開発業者である Filinvest Development Corporation (FDC)はクラーク国際空港近くにカジノリゾートを建設する暫定ライセンスを確保したと発表したとのこと。FDCは、この統合型カジノリゾート建設によりさらに多くの外国人観光客を呼び込めると考えているそうです。
カジノプロジェクトは *The Filinvest Mimosa + Leisure City*と呼ばれているそうです。
開発規模は201ヘクタールとなりクラーク経済特区の中心地に位置します。カジノプロジェクトの中身には、カジノだけではなくライフスタイルモール、5つ星ホテルとイベント会場、さらには既存のQuest Hotel、二つのゴルフコースなどのリノベーションが含まれているそうです。
金額感から考えると既存のゴルフ場施設などの付随施設を建てるようなイメージでしょうか。3000億円超の投資規模のオカダマニラとは大きな隔たりがあり、また地理的にも離れていますので直接な競合とはならないでしょう。むしろフィリピンにもう一つ観光・レジャースポットができるため、フィリピン全体の活性化につながりフィリピン自体の魅力向上となるでしょう。オカダマニラには間接的にプラスの材料だと思われます。