以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」(現在は削除済み)の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。
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米国株を取引していて良かったなと思うことの一つに「英語力アップ」があります。米国株に関する情報を集めようと思うとどうしても英語は避けられません。日本語でも情報が得られないこともないですが、やはり情報の鮮度や密度が断然違います。
よく見ているウェブサイトはこちらです。
Yahoo! Finance
銘柄単位で情報を得たい時によく使います。例えば、コカ・コーラについて知りたい、SPYの今日の動きについて知りたいとき。そういう時はまずYahoo! Financeを開いて銘柄を検索します。関連ニュースが掲載されていますからそちらを巡回していきます。スマホアプリもツイッターのニュースフィードのようになっていて、PCに座っていない時でも重宝しています。
Bloomberg
CNBC
CNBCは定期的に見ているわけではないですが、何らかのイベントが発生した時にエコノミストの論評を読んだり聞いたりするのに使うことがあります。ジム・クレイマーの番組のサマリー動画などもあったりしますからたまに訪れては暇つぶしのように使っています。
TradingView
イチオシのチャートサイトです。各国の株式指数・通貨・株式のチャートが閲覧できます。それだけでなく、トレンドラインをひいたり各種指標を表示したり。それだけではなく、他の人の作ったチャートを見ることができます。株式市場チャーティストのソーシャルネットワークです。 それ以外にもヴァーチャル取引で取引の練習ができたり、スクリプトを買いて自動取引システムを構築したりもできるようです(後者は提携ブローカーとの契約が必要です)。
Seeking Alpha
シーキング・アルファもまたSNS要素の詰まったサイトです。様々な識者の論評、トレード手法を対象となる株式ごとに閲覧できます。気に入ったアナリストがいればフォローすることが可能です。おそらくプロではなく素人・セミプロの人たちも記事を書いているのではないかと思うのですが、記事のクオリティが担保されていて読み応えがあります。例えば、Divendend Aristocrats。この記事はエクソンモービルについてですが、高配当銘柄についてシリーズ形式で詳細な分析を紹介してくれています。
それからブログ。オプショントレードに関するブログを定期的にウォッチしています。
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The Lazy Trader
キューバ生まれ、カナダに移住。いまはアメリカに住んでいるトレーダーのブログです。彼は本業はプログラマーで、あくまでトレードは副業です。トレードスタイルは低デルタのアイアンコンドルを定期的に売り建てるというシンプルかつ低リスクな手法です。現在価格から200ポイント以上離れた行使価格でスプレッドを売っています。他人のポジションを参考にしたい人におすすめです。
Theta Trade
こちらも(おそらくアメリカの)兼業トレーダーのブログです。彼はバタフライオプションを主体に取引しています。エントリーポイント、エグジットポイントの解説、取引収支の詳細な記録が公開されていますのでいつも参考にしています。
英語力の話から少し離れてしまいましたがこれらのブログを毎日読んでいますとだんだん英語を読むのが苦痛でなくなってきます。なんせ、お金がかかっていますから。金融系の記事はスノッブで気取った表現も少なく無いですから毎日新しい単語や表現に出会います。職場でも英語をよく使う仕事をしているのですが、米国株のトレードを始め新鮮な英語に接するうちに自分の英語力が少しずつ高まっていくのを実感しています。