以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」(現在は削除済み)の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。
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今日のポジションは次のとおりです。
Bear Call Spread -
SPX Mar17 1960 Call Short
SPX Mar17 1970 Call Long
EWZ Mar24 21.5 Call Short
EWZ Mar24 22.5 Call Long
Long Straddle -
USO Mar04 8.5 Call Long
(Sell - USO Mar04 8.5 Put Long)
Cash secured Call -
WFC Mar11 45.5 Put Short
昨日から原油価格が再び下落したため、USO Put Longに僅かですが含み益が生じていました。行使期日まで30日を切っておりタイムディケイもこれから激しくなりますから、利益の出ているPutポジションを解消しました。
もともと原油相場の大きな変動から利益を得ようと考え、Long Straddleを立てていたのですが思ったより動かず、WTI 28 - 35を推移していました。25を切るとか40を回復するとか、そういったシナリオを期待していたのですがそこまでには現時点では至っていません。
先は全く読めませんが、Put売却後「米国、原油在庫量 -75.4万(予想355万)」という指標が入ってきて一時原油は値を上げましたがこちらの記事を書いている現在再び元の価格へ戻っています。また、大きく戻る可能性は十分ありますからそこでCallも売れたらと思います。
SPXはイエレン議長の議会での利上げペース見直しの可能性言及を好感して1880あたりまで上昇しました。発言前、私の持っている1970 Callは著しく流動性が低下しておりIBのポートフォリオ上でCall Shortとのスプレッドが拡大しかなりの含み損が発生していました。現在はほぼ元のスプレッド幅まで戻っておりホッとしました。ただ、ここから上を戻す展開が出てきましたので踏み上げに警戒しなければいけません。
下げ余地がなくなってきたと判断すればここからBull Put Spreadを投入してアイアンコンドルへと移行するかもしれません。ただ、そうなるといまポジションをとっているCall Spreadをどう処理するかが同時に問題になってきます。